2017 全日本トライアスロン皆生大会
平成29年7月16日 午前7:00競技スタート
総合5位
Swim (3km) 44:41 (11)
Bike (140km) 4:32:46(17)
Run (42.195km) 3:38:59(9) ※信号待ち含む
米子市に到着後、山陰放送さんの取材、大会の選手登録と開会式、競技説明会に参加。
合間のランチに松江牛を頂く。レース前日のランチは、スタミナ源としての血中脂肪酸濃度を高めるのを狙い、こってりしたものを良く噛んで食べるようにしている。夕食だと寝てる間の胃腸に負担がかかるので。
皆生ルールとしては、自転車にベルの装備が必須。競技中も交通規制を敷かない、バイクコースはトップ通過から1時間後から信号や交差点での停止義務が発生するなど、一般車両としての自覚が求められる。
コースを走ると分かるが、米子皆さんの生活圏内でレースさせて頂いているため、走る選手側と運営側、応援側の距離がメチャクチャ近い!まだ身体が本格的な暑さに慣れる前のため、コースの起伏と併せてキツく感じるが、それでも頑張りきれてしまうのも皆生大会の魅力だ。
当日は4:00起床。蒸し暑いこの時期は、就寝前と起床時に必ずコップ1杯の水を飲むように心がけている。米子の水道水は大山からの伏流水のため、そのままでも美味しい。髭を剃り朝食は前日にコンビニで購入した梅干しおにぎり1つ&アサリの味噌汁を、時間をかけてゆっくり食べる。それと並行して、自分にテーピングを施す、身体にマッサージオイルや擦れ防止ムースを刷り込む、レースウェアを着用する、タイヤに空気を入れつつ、バイクのボトルケージ等のネジの緩みが無いかをチェック、最後に持っていくギアの最終確認をし、部屋を出る。気温も上がりそうなため、焼けた路面によるタイヤのバーストを避けるため普段よりやや低めの7.5barにセットした。
今回の暑さ対策として、レースウェアは半袖のワンピース・トライウェアにカーフガード着用。強い日差しによる体力消耗を考慮し、レースウエアの後ろファスナーを締めたままにして皮膚の露出を最小限にした。また、うなじに撥水性のキネシオテープを張る。汗をかくと粘着力が落ちるため、起床して間もないタイミングで。ウェットスーツ着用泳での首の擦れを抑えるのと、うなじの日焼けを防ぐ、濡れた状態を保ちやすくする効果を狙っている。
バイク時には汗が垂れて目に入るのを防ぐため、シームレス・ヘッドバンドを着用。バイク競技中にはヘルメットの穴から水を流し込んで、リフレッシュ出来るようにした。
バイクパートの補給としては、最初にドリンクボトル2本を用意。①ロングボトルはエナジー用として粉飴400gとMEDALIST2袋を混ぜ濃度を上げる。粉飴は多いと最初は溶けないが、一晩おいておくとダマも消える。もう一本の②ボトルは麦茶を入れる。ぬるくなっても美味しく飲め、少量でも補給の甘ったるさが解消できる。暑いときにはそのまま身体に掛けることも可能)。固形物はしっとり系の大豆バーを準備し、一口大のサイズに切ってジップロックに入れてハンドル周りの補給食バッグに詰める。あずき味、ゴマ味、抹茶味と様々なテイストを用意したが、個人的には苦味のある抹茶が一番食べやすかった。さすがに運動中に食べるとモソモソするため、一口水を口に含んでから咀嚼すると飲み込みやすい。
ランバックの補給には、MEDARISTゼリーを3袋。果糖エネルギーと同時にミネラル、クエン酸も摂取出来るが、一番嬉しいのは水がなくてもそのまま飲める美味しさ。心の栄養も大事です!
http://www.arist.co.jp/product/energygel.html
5:00にホテルを出発し、5km程先のスイム会場にバイク自走で向かう。自転車の前後にシリコンバンドのLEDライトを着けるが、皆生温泉までの道程は路面が荒い箇所もあるため、慎重に向かう。レースギアを入れた荷物も安定させ、自転車の車輪に絡まらないようコンパクトに纏めるのも重要。
5:20にレース会場に到着後、バイクにシューズを付けた状態でラックにセット。バイクとランのギアバッグを所定のフックに掛け、選手受付で計測バンドを受け取る。スタート開始までストレッチなどをする、水分をこまめに、しっかり摂るよう心掛けた。小腹のさみしさには豆パンを。
ロングではレース中に補給をとるため、無理してまで食べずに空腹感を感じない程度の量で。水中での撒き餌は、自分にも後続にもよろしくないので。笑
スタート時間が近づいた6:30、着替えを入れた荷物をトラックに預けてスイム会場に向かう。
〜レース編に続く〜