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第29回 佐渡国際トライアスロン Bタイプ参戦レポート

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 平成29年9月3日 午前7:30競技スタート
  Bタイプ総合優勝 5:05:42
  Swim (2.0km) 32:08(9)
  Bike (108km) 3:04:37(1)
  Split 3:36:45(1位通過)
  Run (21.1km) 1:28:57(2)

前半戦のピークだった7月の皆生トライアスロンの後、指導の志事の合間を縫い、短時間高強度と、ベースづくりとしての朝ランを挟みつつ練習。佐渡1週間前の木更津トライアスロンでは、前日レース攻略講座の講師と翌日のオープン参加の話を頂き、レース当日はバイクパートのみスタンダードの倍、80kmを走りながら選手をサポートする事にしながら調整。とりあえず故障しない事が第一!として、参加選手に安全を呼びかけたり、パンクした選手、ランで足を痙攣した選手のサポートに周りつつ、考えうるベストを尽くしました。

9/1(金)に現地入り。カーフェリーに揺られつつ、「胴体力」の本を読破。アミューズメント佐渡での受付を済ませ、競技説明会に参加。その後はPower Breathe佐渡チャレンジのレース前講習を終え、今回もお世話になる桃花園さんへ。用意された料理は佐渡の新鮮な魚介類、肉、自家栽培の野菜が食べ切れないほど! 適量のお酒を頂きつつ、おとなしくぐっすりと入眠(๑´ڡ`๑)

翌日9/2(土)は、朝5時に起床し、しっかりと水を飲んでから脂肪燃焼&酒抜きラン。朝食後に試泳に向かいました。懸念された台風の影響は無くベタ凪、水温も23℃、ノンウェットで泳ぐもクラゲ被弾もなく、非常に泳ぎやすいコンディション。お昼は行列必至の回転寿司まるいしに並び、絶品のどぐろのお寿司に舌鼓。食後は佐渡乳業でここでしか食べれないカマンベールソフトを頂いてレース前のご褒美を摂取!した後に宿に戻りました。
午後は自分やチームメイトのバイク調整をし、開会式に参列。土曜入りの佐渡チャレンジのメンバーにも明日の健闘を誓いました。レースウェアや補給食などの準備を終え、21:00には就寝。

大会当日9/3(日)は 3:00に起床し、宿の朝食を頂く。朝早くから選手のために考えつくされたメニューを提供して下さり、深く感謝です。3時50分には宿を出発。4時過ぎには会場近くの駐車場に到着し、Aタイプ出場の選手のサポートを兼ね会場入り。自分のバイクにはボトルを2本準備。1本目のエナジーボトル750mlは粉飴200gとMEDALIST5500のブレンド(しめて1100kcal)。バイク中は20分おきに約80ml、2口ずつ飲み、3時間で9回に分けて飲みきるように。もう一本は口をさっぱりさせるための麦茶をセット。保険としての固形の補給は、グリコのぎゅっと栄養バー、チーズケーキ味を1個、ねり梅のチューブ1本。バイクのセットを終えてからボディ・ナンバリングに向かう。腕にレースナンバー3001をマジックで書いてもらい、計測チップを足首に巻き、最後にトイレでスッキリ。計測バンドを巻く際も、ベルクロのチクチクがくるぶしの外側に来るように!
6:00のAタイプスタートを見届けてから、お腹を冷さぬようマッサージオイルをお腹に刷り込み、ウエットスーツも準備。海は今日もベタ凪。試泳でウェットスーツやゴーグルが問題ないかを最終確認しつつ、スタート前にもしっかりと水分補給。Bタイプは7:30スタート。コースは900m沖のブイを右折、沖を200m横に泳ぎ、また900mを戻る1周2kmのコース。スタート位置はラインの左側を選択。理由は、私は普段は右呼吸のため、ロープ際のバトルを避けつつ、ブレスの度にスイム集団の状況を把握しやすいようにするため。
スイムをスタートすると、しばらくは遠浅で足がつくため、頭を低く抑えたドルフィンスルー。胸の下ぐらいに海面が来たところで、本格的にスイムスタート。時々手足がぶつかるバトルもありながらも大きな混乱はなし。透明度も高いのですが、スイムを終え上陸すると、多くの声援から元気を頂きました。シャワーで身体の塩を落としつつ軽くうがい。スイムアップ時にも忘れず水を飲んで塩分過多を防ぐ。

トランジッションでは荷物が紛れて紛失しないようウエットスーツ、スイムキャップ、ゴーグルを袋に入れる。汗止めヘッドバンド、サングラス、ヘルメットを装着してからバイクスタート。

風は両津に向かうまではやや向かい風、時速30km台後半で進行。Garminが心拍数を上手く拾えず、自分のアンテナを研ぎ澄まして強度をコントロール。暫くはスイム有力選手や、前にスタートした日本選手権の選手を目標に、じわじわとパス。両津から先の小佐渡の海岸線に入ると、風はやや追い風となり気持ちいいと思ったあたり、Bタイプ2位に入賞された清水慎一郎さんに追いつかれ、バトルしつつ進行。バイクの勝負どころ、小木港の角を右に曲がり、通称「小木・やはぎ坂」の始まり。心拍を上げすぎないよう、シフトの細かいチェンジでケイデンスキープ、上体も起こして深い呼吸のしやすさ優先、時折荷重ダンシングも混ぜながら身体のストレスを軽減しつつ、しばしの我慢。いくらか上ったところでのフラット区間ではエアロポジションで背中を使って漕ぐ。続く下り坂ではフロント90mmディープリムがやや風に取られる。ここで事故しては元の木阿弥なので、安全第一で進む。真野の海岸線を抜け商店街になり、トランジッション間近。

バイクから降車ライン前に飛び降りたとき、足の筋肉や腰の具合も確認。少し固まっているものの、嫌な違和感はなし。トランジッションにたどり着き、経口補水液を200ml程飲んでからランスタート。

ランコースは10km余りを往復するイアウト。走り始めは、ピッチを意識して足を重力の刺激に慣らし、慣れるに連れ徐々にストライドを伸ばす。前を行く選手権の選手を目標に走り、エール交換。ジェルは5kmずつの摂取を見越して3袋用意したが、エイドのスポーツドリンクと梅干しで充分な感じもしたため、10kmの中間点で1袋を摂取したのみ。MEDALISTジェルは単体でも飲み込みやすく、柔らかめのゼリー状のため、空腹感を満たしつつも、ペースを上げた最中でも気持ち悪くなりにくい。味も良いため、オススメです!
沿道やすれ違う選手達からも応援を頂きつつ順調に進みゴール直前の商店街に入ると、仲間の応援もありテンション最高潮!ゴール前では仲間とハイタッチしながらゴールしました。

決してラクな戦いではありませんでしたが、佐渡はAタイプ、Bタイプ、そしてRタイプと、距離にかかわらず、レース中にもお会いした皆様の姿や表情からも沢山のエネルギーを頂くことが出来、普段の自分からは信じられないようなパワーが湧いて来ました。
佐渡国際トライアスロン、参加選手の皆さん、応援の皆さん、ボランティアの皆さん、そして何より大会を支えてくださった関係者の皆様、素晴らしい大会を誠に有難うございました。レースの余韻の筋肉痛も、喉元過ぎれば想い出となり、また今日から新しい気持ちとともに、新しい気持ちで再スタートを切ることが出来そうです。
今年は大会参戦スケジュールの関係でBタイプへの出場でしたが、来年の30回記念大会は是非ともAタイプに戻ってきたいと思います。
ありがとう佐渡、来年も戻ってきます!

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